試し書きだらけのノート

日々のあれこれ。

気付いたらひと月飛び越えてた

書いていないうちに3月が来てしまった。
2月を思いっきりすっ飛ばした。
2月…何をしていた…?とりあえず必死だった。
ストレスから不正出血を起こしたりもしたけれどまあ生きてるのだからストレス反応は起きる。

そうだ、2月は次兄が私の住む土地に来た。
向こうは仕事でこちらに来たのだ。
家族で第1号。駅前で待ち合わせをして、ベローチェに行った。
長年一緒に住んで来た家族と駅前で待ち合わせてコーヒーを飲むというのはなんだかとても変な感覚で二人で笑ってしまった。
家の情報は比較的頻繁に聞いているので、次兄から聞いて驚いたことはあまりなかったように思う。

私が夏から崩れるまいと立ってきたこの土地に、次兄がいる。

それだけで胸がいっぱいになって、本当は少し泣きそうだった。
次兄とは一番辛い時にドライブなどで遠出をした仲だったから。
この薬局では抵抗力が落ちた時に薬を買ったんだ、このスーパーは野菜が一番安い、あっちにあるラーメン屋がすごく好きなんだ、この内科のおじいちゃんは口は悪いけどいい先生なんだ…伝えたいことが山ほどあった。
けれどただぐっと押さえ込んで飲み込んだ。
飲み込んだ代わりに、私が生活している部屋に招待することにした。

「うち、くる?」と四文字で喜びを伝えたら次兄は遠慮と驚きで戸惑っていた。
おいでよ、と笑った。
何にも知らない土地だったこの街の駅とマンションをすでに何度行き来しただろう。
けれど今隣に次兄がいる。それが何度考えてもおかしくておかしくて。
さらに不思議だったのが、隣に次兄がいると何処にいたって兄弟の空間になってしまうんだなぁということ。
部屋について、次兄はカーテンを開けたり閉めたり、トイレの扉を開けてみたり、本当に落ち着きがなかった。
「話で聞くより狭いな」
「よくここで二人で過ごしているな」
次兄は、この部屋のゲスト第1号でもあった。
あなたの妹は昨年の夏からここでヒィヒィ言いながらも何とかやってますよ、と一緒に笑ってお茶を飲んだ。
時間が来て、次兄を駅まで見送った。秋葉原に行くと言っていた。
私は兄弟が大好きだ。




その数日後にはtwitterで知り合って8年くらいの友人と野毛で飲んだ。
野毛、最高の街である。

立ち飲みをしていたら他のお客さんから「君たちはなんの知り合い?」と聞かれたので、
twitterで友達になって5年以上ですね〜」
と答えたら「今はそんな時代か!」と驚かれて笑った。
今はそんな時代になったのか?今はそんな時代になったのだと言えるだけ、関係が続いていることに感謝した。
野毛という街がとても好きになった日だった。

気圧の上下が激しくて頭痛薬が手放せない日々。
花粉症の方々はティッシュが手放せないだろう。
寒暖差激しい今の時期、ゆるゆるやりましょう。