愛を撮ろう


幡野広志さんの写真展に無理やり行ってきました。
多分、これを見なかったら私は一生この写真展のことと優くん(息子さん)のことを思い出して後悔するから。
ガンを患って余命数年と言われたカメラマンの幡野さんが息子さんを撮影した写真だけが飾られている写真展。
撮影OK、SNSもOKでした。



優くんの怒った顔、不安げな顔、悲しい顔、笑顔、いっぱいあるんです。
それらがぐるりと並んでる真ん中に椅子があって。
コースターにメッセージが書けるのですが、写真を見ている時から涙が酷くてですね。
幡野さんかわいそうとかの涙じゃないんです。
私も明日死ぬかもしれないし。
こんなにも遊んでいる何気ない瞬間や、食べている瞬間や、泣きじゃくってる写真なんかも温かく並べられてて、優くんを見るカメラ越しの目線の愛がとても強くて、子持ちではないのに我が子とはこんなに素晴らしいのか…と疑似体験した瞬間でもありました。

ガンを患ったことを公表して、逆にいろんなお仕事が入ってきて大変な日々を送られているようです。
幡野さんのnoteもとても素晴らしいのでお時間ある方は読んでみてはいかがでしょうか。

さて、我が家の愛は?というとお互いに余裕がなくてぶつかり合うことが増えてきました。
そんな時にお互い神社仏閣が好きでも嫌いでもないのでちょっと北鎌倉まで行っていました。
階段を登ろうとした時に夫に「ちょっと待って!」と声をかけられ、支持されるがままに撮った一枚。

インスタ映えか!有名なアングルでまさか夫が撮るとは思わず驚いた日でした。

気持ちに優しさと余裕を持ちたいですね。

これも愛なんだ

住んでいる場所も近く、犬の誕生日も1日しか違わないカップルと飲んだ。

きっかけは女の子が後部座席に定期入れを落としたことだった。
彼女は大きな声で口も隠さず「わはは」と笑う。
それがとても好きだと思った。

蒲田の串カツ田中は犬同伴オーケーなのでドキドキしながら犬用のリュックに犬を入れて初めて公共の乗り物に乗った。
犬は静かに、ここにいませんよというようにリュックに収まっていた。

串カツ田中だけではなんだか寂しくて路上でワインを飲んだ。
言いたいことをボロボロ言った。
彼女の方はわかるわかると言ってくれたし、夫にはまたその話かよと思われるのかなと思いながらもワインの勢いで話が止められなかった。

カップルはとても優しく、我が子を撫でてくれた。
カップルの犬に指示語を出したらしっかりと言うことを聞いたのでとてもいい子だと思った。
カップルの二人はいつもは気まぐれなのに!と驚いていたが、あの子はきちんとわかっている。
立派な犬だ。

あまりにカップルの犬を可愛がっていたら、僕のママですよ、というように我が犬が入り込んできたので笑った。
普段そんなヤキモチ妬かないくせに。
ちなみに犬同士は会うのは2回目なのにようやくお尻の匂いを嗅ぎあった。
どちらの犬も人間にしか興味がないのだ。
性格まで似ている。

夫が楽しそうに他者とお酒を嗜むことが嬉しかった。元来、そういう人じゃない。
犬はたくさんのことを変えてくれる。

お酒が少し残りながらも眠りにつく。
明日からまた頑張ろう。

後ろめたい

私達夫婦の間に子はいない。
その代わり、犬が一匹いる。
地元に帰って来て改めて感じたことは、
子供連れの多さだった。

毎年主催をしているイベントの設営に帰省した。
ほぼ子連れ。その中に一匹、オムツシートを付けられてなになにー?と無邪気な犬。
いろんな家族の形があってもいいんだとわかっているはずなのに後ろめたくなる。

子供を授かって産むにも体力的な部分、金銭的な部分でそろそろ決断しなければならないなぁと思った。
私はどうしたいのだろう。
犬は嬉しそうに枯れ草の上を歩いていた。

9-10

お久しぶりです。
見事なまでに寝たきり人生でした。
地元にいる頃は夏が一番調子が良くて元気だったのですが、関東に来てから夏が一番弱くなりました。
私の地元は山に囲まれているので台風が来ないのです。
しかし関東は台風の進路ですね。
気圧のえげつない下がり方にうなされる日々です。
その代わり、地元にいた時に一番弱かった冬が今では大好きです。太陽は大事です。

6月から共に過ごして来た犬。
ずーっと軟便が続いていました。
薬をもらったり、消化ケアのご飯に変えたり色々やってみたのですが一向に良くならず…。
結果、食物アレルギーでした。
今は魚とお米のご飯を食べています。
1日10回はトイレに行っていたのに格段に減り、硬さもいい感じ。
まだ少し柔らかいけどじゅーぶん!

7ヶ月になりました。
4ヶ月で我が家に来て3ヶ月が経ちました。
歯も乳歯から大人の歯に生え変わりました。
食物アレルギー以外、大きな怪我も病気もなくここまで育ってくれてありがとう。

9月の中旬に帰省しました。
犬も連れて帰ったのですが、我が母デレデレ。
自らをババちゃんと呼び、とにかくおやつをあげるのが楽しいようで、あげすぎ禁止!と私が叱るほどでした。
実家の犬はメンタルが繊細すぎるせいか犬を連れ帰った日から朝と夜どちらのご飯も食べなくなり、義姉と兄が必死に食べさせる始末…。
ブン太……お前はそういうやつだよな。

帰る日の朝にやっと慣れたようで朝ごはんをしっかり食べたと聞いて一安心。
けれどまた連れ帰ったら食べなくなるんだろうなぁ。
ブン太以外の犬は嫌いという父、何だかんだ写真撮りまくり。並んでテレビまで見る仲になってました。
年末に関してはお前たちはどうでもいいけど凪ちゃん(我が家の犬)には会いたいとのこと。
すっかり凪は孫になりました。

さて、10月23日は私のとても大切な日なので帰省したいと思います。
私の20代が詰まっている場所に帰ります。
県内外関わらずたくさんの尊敬できる人に出会えた場所。
SONG OF THE EARTH、新潟での開催は最終回。もちろん日付は中越地震があった10月23日。
体が動かなくても這ってでも行く覚悟です。

8

あるツイッターアカウントを削除した。
何かあったわけでも、何かが気に入らなかったわけでもない。
ただ、消した。
それによって人間関係が消滅するんじゃないかとかきっと十代の時は考えたのだろうけれど、今じゃあまるで考えない。
それこそ、それならば、そこまでなのだ。
今の時代LINEがあって、少しでも親しくなりたい人とは交換している。
たまにこうやって身軽になりたくなる時がある。
本当に必要かどうか考えて、無くても生活に支障のないものだらけの中で生きていると思うと、整理がしたくなる。
私はあまり多くを持てるタイプじゃない。
人間関係も、服も、化粧品も。


酷暑が続いている。
毎日アイスを食べている。
ガリガリ君の梨フレーバーをリピートしていたのだけれど、自分でも驚く味にハマってしまった。
「チョコミント
ど直球にハマってしまった。
驚いている理由は、私は今までチョコミントが苦手だったからです。
夫が好んで食べているのを一口頂いたらこれはもう…!
素晴らしいですね。ひんやりとした舌にチョコレートの甘みがゆっくり広がって幸せ。
こりゃあチョコミントって人気があるわけだわ。



犬、写真を撮ろうとすると一緒にカメラを覗こうとするから高確率でこうなる。
いや、被写体になってくれ。
犬と共に生活をし始めて1ヶ月以上が経ち、犬の体重は2キロちょっとから3キロちょっとに増えた。
首回りも太くなって、一回りサイズも大きくなった。
それでもまだ5ヶ月。お前まだ5ヶ月なのか!?とふとした時に思う。
思えば実家の犬に対しても、お前もう5歳なのか!と驚いたりしていた。
彼らはあっという間に歳を重ねていってしまう。
1ヶ月前までゴロンゴロンと甘えていたのにある日から甘えなくても平気だよっていきなり大人に変化してしまうから寂しい。
犬の様子を実家にこまめに送っている。
返事に実家の犬の様子をくれとお願いしているのに今のところまだ一通もない。
一緒に過ごしていると代わり映えがなくて写しがいが無いのかもしれないけれど、その姿こそが求めてる姿なのだから早く送ってほしいものである。


右手の捻挫が治らない。
というより、悪化させた。
一度痛みをほとんど感じないまでに治療で良くしたのに、その後の生活での安静が足りなかったせいか(むしろ怪我を忘れて酷使した)また少し動かすだけで鈍い痛みがジリジリと走るようになってしまった。
今は包丁を握るだけでも、気合いを入れないと痛い。
病院に行ったところで電気をかけられるだけ、痛み止めを打たれるだけ、なのでまたテーピングとバンドで固定を徹底しようと思う。


まだ、お祓いに行くつもりはない。

丈夫な体

朝である。
「今!」と夫が寝言を言った直後だ。
5時に起きたので犬の散歩をした。
まだ散歩の楽しさをあまり理解していないパピーは最初こそ、えー!というリアクションだったが途中からタッタカと歩きだした。
そうだよ、世界は広いんだよ。
帰ってきてご飯をあげて歯磨きをしてトイレシートを変えてゴミ出しをした。
もう、今日ははなまるなんじゃないか。
そんなふうに思う。

友人夫婦が新婚旅行でこちらにきたので会った。
疾患持ちという点で繋がった関係性は夫婦同士になっても繋がっている。
一緒にチーズを食べた。
写真はないので先日帰省した時にたこパをした写真を載せよう。

基本的に占いを信じていないが、友人夫婦が手相を見てもらって盛り上がったというので、私たち夫婦も手相を見てもらった。
彼の性格が馬鹿みたいに当たってて笑った。繊細な人らしい。
手相の人は「統計学ですけどね」って言っててお前占いを貫いてくれよ!となった。
私は両手でまるで違う手相を持っていて、じっとしている人間ではないらしい。外に出てこそ、のようだ。
「安定した穏やかな性格、おおらかなのかな」と言われた時には、処方薬込みで?と聞きそうになったがニコニコ笑っておいた。
とにかく人徳がある、周りに恵まれていると言われてそうなんですよ!!って頷いた。
私の周りは素敵な人しかいない。
感謝しなさいと言われた。勿論である。
風邪ひとつひかない健康な体を持っているらしい。たしかにこちらに来てからまだ風邪を引いていない。夫は何度か風邪をひいて寝込んだりしているが隣で寝ていても何も問題がない。
統計学ですけどね。

三連休は暑くなるようだ。
皆さま、お気をつけを!

穏やかな風が凪いだ。

火傷に薄皮が張った。
体というものはつくづく前向きなもので、
おっしゃ!治しますよ!と頑張る。
傷口が治りかけていくのを毎日眺めていると、
健気だなぁと思う。
体はとても健気だ。



2人きりで約一年過ごしてきて感じたことは、
驚くほど共有できるものがないことだった。
いや、付き合っている時からそれには気付いていたのだけれど、いざ生活として過ごしてみたら何かあるかも、と思っていた。
しかし、無かった。
たまになんとなく見る映画。
たまになんとなく行くドライブ。
たまに見る映画と書いたけど、たまに映画週間のように毎日映画を見るときもある。

夫の趣味はゲームだ。ボイスチャットを使って友人と話しながらする。
ボイスチャットは会話相手が存在しないけれど部屋の中に存在するような感覚に陥るのでだいぶストレスになっていた。
私は調子がいいと本を読む。手紙を書く。
夫から「ゲーム、隣で見る?」と何度も誘われているが、ボイスチャットをしながらしているゲームをちーんと1人で見る寂しさったら無いだろう。

犬を飼うことは半年前くらいから話し合っていた。
だからその為に飼育可能なマンションに引っ越した。
それでも半年ズルズルと犬種で意見が合わなかったり、私が実家で犬を飼っているからこそ思ってしまう諸々の感情で踏み出せなかったりしていた。
最近、夫はあるミニチュアピンシャーが可愛いと2日連続で見に行ったりしていたのだが、ある日しょんぼりした顔で帰ってきたのでどうしたのか?と尋ねた。
「今日、他にもあの子のことを詳しく知ってて飼うか迷ってる夫婦に会った」
とのことだった。
間髪入れずに私の口から出た言葉は、
「今から迎えに行こう」
だった。本当に迷いが消えて口から出た言葉だった。
そんなこんなで4ヶ月の男の子が我が家にやってきた。


子犬がやってきてから、驚くほど喧嘩をしなくなった。
この子の前で不穏な空気を作りたくないという思いが働く。
そして何より、会話が増えた。
互いが見ていない間の犬の様子を伝え合うからだろう。
一緒に遊ぶのは勿論、躾にも2人で頭を悩まして話し合っている。


この子が年老いて息をひきとるその日まで、目一杯愛そう。