試し書きだらけのノート

日々のあれこれ。

ふと思い出したこと

私は幼少期からクソ生意気だった。
口も達者で親も泣かせた。
学校という世界でもそれは変わらず生意気だった。
中学生の頃は毎日のように呼び出された。

態度がでかい。
目立ち過ぎている。
ピアスつけて調子にのるな。
髪の毛を染めるな。

当時、1つ上の先輩からこれらを言われるたびに、ぼんやりと返事をしながら不思議なだけであった。
私には6つ年上の兄と8つ年上の兄がいる。
兄の友人達に相手をしてもらいながら日々を過ごしていた私にはどうにも1つしか違わない年上は幼くしか見えなかった。
だから、痛い思いも嫌な思いも沢山した。

いくつになっても、私は生意気だった。
年の近い年上の人にはあまり好かれない人間だった。もしかしたらまだ過去形では無いかもしれない。
そんな生意気な私を、面白がって可愛がってくれる人たちが沢山いる。
三十路になって、少し落ち着いた部分もある。

今日、友人と電話していて「学生時代って呼び出し多かったね」なんて話になったので書いてみた。
当時の自分が心の中であっかんべーをしている。
やっぱり私は生意気で、今でも呼び出されたらきっと話を右から左へ聞き流しては早く終わらないかなと思うのだろう。
そして、ネットの世界って最高だな、と思うのである。
年齢を超越して親しくなれるこの空間が私はたまらず好きだ。

こんな生意気な私をどうぞこれからもよろしくお願いいたします。