試し書きだらけのノート

日々のあれこれ。

「一度も汚いなんて思ったことないよ」

台風の影響なのか茹だるような暑さが続いている。
そんなこんなな今日(日付変わって昨日ね)、物書きの友人が入籍した。とってもおめでたい日。

先週はご飯作りをサボることなく出来て、そのまま週末は病人の看護になったので気持ちが張り詰めて疲れてしまったようだ。
今日はやけに体が重い上にお腹は空いているのに口に食べ物を運ぶことが億劫で食べることに時間がかかってしまった。
平衡感覚もおかしくて、スーパーにやっとの事行ったのだけれど完全に体が斜めに傾いていて自分で笑ってしまった。
今日はいっそ休んでしまおうと思ったのだけれど、病み上がりで仕事に行った人もいるんだからと動いたのがまずかった。
それでもちゃんとご飯が作れて良かった。


タイトルは最近言われて一番嬉しかったこと。
私の体には傷跡が沢山ある。生きる選択をし続けてきた結果とはいえ、綺麗なものではない。
母親からは体をそんなに汚くして、と言われ続けてきたので、汚いよなぁと思っていた。
最近新しい靴を買ったのだけれど、それを履いて歩いていて、「帰ってから汚さないようにね」と言われた瞬間、私はすっかり体のことだと思ったので、「汚くしてごめんね」と謝ったら、信じられないという声色で「一度も汚いなんて思ったことないよ」と言われた。
脳内に電気が走るみたいに衝撃を受けてしまった。これを汚いと思わない人がいる…?というか、何故私は生きるために残してきたものを汚いと扱ってしまったんだ?といろんな感情が一気に駆け巡った。
私本当は汚いなんて言われて傷ついていたんだと気付いた日。
汚いよねって一緒に笑ってたけど苦しかったんだなって。
だから、その一言がとても嬉しかった。


「私って生きてていいのかな」って言葉を聞いた。
生きていたらダメな人なんて居ないだろうよ。
話しを聞いてくれてありがとうと言われたけれど、ピンとこない。むしろ、話してくれてありがとうだし。
私が出来ることは相手の言葉を聞いて受け止めてその言葉に対して感じたことを打ち返す事だけだ。決して代わりにはなれないし、痛みを受け持つこともできない。
私は思ったことしか言えない。けれどその言葉を聞いて何かしらを思ってくれたのだとしたら、その人自身の生命力が逞しいということだ。
凄いのは、あなた自身なんだよ。そう思う。


明日も異常に暑いらしい。皆様お体ご自愛を。