試し書きだらけのノート

日々のあれこれ。

当たり前のように隣にいるもんだから

関東から友人が二泊三日で遊びに来てくれました。こんなにもなにもないところに。
初めましてでもあったんですが、互いに対面して目が合った瞬間に何だか良い意味で変に力が抜けていて、「はじめましてじゃないみたいだね」と口にしていました。

「とりあえず、飲むか」と昼間っからスーパーでお酒を買い込み、翌日のお昼の材料を買って我が家へ。
なんだか、本当に不思議でした。彼女がこの地にいることには激しく違和感を感じるのに、共にいることには何の違和感もないのです。
あれ?何してるんだっけ?初めましてで合ってるんだよな?と何度も運転しながら頭の中で考えました。

お酒を飲み、共通の友人と通話し、夕食を食べ、風呂に入り、互いに身体のマッサージをし合い、就寝。
何でしょう、この、何とも言えないほどに当たり前の日常のような平和は。
字に起こしてもやっぱり不思議です。

2日目は急遽県内の共通の友人と3人で遊ぶことになりましたので、電車移動をしました。
その前にお昼ご飯を作ってもらいました。これはお願いをしていたことです。
水菜のペペロンチーノ風うどんと水菜のサラダを作ってもらいました。最高に美味しかったです。有難う。
そして電車移動をしながら彼女はこの車窓の向こうに流れる景色に何を思っているんだろうとふと思いました。関東に生まれ育って関東で生きている人です。
何もない田舎を見て何を思っているんだろうと思いました。けれど何故か聞けずにあっという間に待ち合わせ場所へ。

3人で会うのは初めてだったのですが、これまた不思議なことにすんなりと集まれてしまったというしかないです。
あ、どうも、ああどもども!みたいな長年の知り合いみたいな空気は何なんだろうか。
居酒屋に入り、会話をしていてもそれぞれ聞き役に回ることが多い人間が集まってしまったのでまあ穏やかな沈黙もあります。しかしそれが居心地の悪い沈黙ではなく、共にいることを完全に楽しんでいる沈黙でした。
それからカラオケに行き、ケラケラと笑いあい、終電でさようなら。
帰って来てからは友人が取ろうとしている資格の勉強を少しだけしました。
私が教えることは何もないくらい彼女は勉強の進め方が上手かったです。
そしておやすみ。

3日目は私の体力の限界が近づいて来ていて、だいぶ彼女を1人にさせました。寝てました。
お腹が空いたと起こしてくれたのでお昼を食べ、前日に会話に出たまどマギ一気視聴をやりました。最終話残り10分というところで時間が来て、彼女をお見送りに。
何故かついてくる両親たちに首を傾げながらバスを待つ車内はなかなかカオスでした。
またおいで、いってらっしゃいと見送りました。
この家は今回をもって数時間離れた彼女の第二の実家としました。たまに帰って来てください。
そして私も遊びに行かねばなりませんね。体力をつけなければなりません。

そんなこんなで、私の月曜日から水曜日が終わりました。